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奮戦記

【07.05.02】“日米2プラス2”で日米安保の世界的拡大に踏み込む

写真 日米両政府は、日本時間2日未明、米国務省で、外務・防衛担当4閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)をひらきました。

 この会合で、オーストラリアやインド、北大西洋条約機構(NATO)などとの協力拡大を目指すことで一致したと報道されました。

 会合後の共同記者会見で、麻生外務大臣は、北東アジア情勢にふれ「日米、オーストラリア、インドなどアジア太平洋地域の協力強化」を強調しました。

写真 麻生氏は、日本を取り巻く安全保障環境の不透明性が増していることに懸念を表明しました。

 そのうえで、米側に「抑止にかかわるコミットメントは、一点の曇りもなく確認されることが重要だ」と求めました。

 これにたいしてライス氏は、「あらゆる種類の軍事力をもって、日本に対するコミットメントが変わりないことを確認する」と応じた、といいます。

写真 4閣僚は、共同発表文書「同盟の変革 日米の安全保障及び防衛協力の進展」を公表しました。

 そこには、ミサイル防衛(MD)に関する情報共有の充実や、秘密保全を強化するための「軍事情報に関する一般保全協定(GSOMIA)」を締結することなどが盛り込まれています。

 これは、日米安保の世界規模での拡大への道に踏み出すことを意味します。日本は、いっそう危険な方向に進んでいます。



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