奮戦記
【07.04.12】自民・公明による改憲手続法案の強行採決に抗議!
今日は、自民公明の与党が、衆議院の憲法調査特別委員会で改憲手続法案を、安全保障委員会では、在日米軍再編特別措置法案をそれぞれ強行採決しました。
「充実した審議を行え」という圧倒的多数の公民の声を無視した暴挙に、怒りを込めて厳しく抗議するものです。
衆院憲法調査特別委員会では、改憲手続き法案の与党修正案を自民、公明両党の賛成多数で可決しました。
野党側は「審議時間が不十分だ」として採決を行うことに反対しましたが、中山太郎委員長は質疑時間が終了したことを宣言し、採決を強行しました。
採決に反対した野党側が、委員長席に詰め寄る混乱のなか、日本共産党の反対討論もできない事態となりました。
与党は、明日の衆院本会議で与党案を可決し、16日から参院で審議を進めると言いますが、こんな強引なやり方を認めるわけにはいきません。
米軍再編法案も与党が強行採決!
改憲手続き法案の強行採決を受けて、衆院安全保障委員会では、野党が抗議するなか自民・公明の与党が在日米軍再編特別措置法案の強行採決を行いました。
この法案は、再編にともなって新たに米軍施設などを受け入れる関係市町村にたいして、工事などの進ちょく状況に応じて「再編交付金」を配分するという内容を盛り込んでいます。
“札束でほっぺたをたたく”ようなやり方だと、住民のなかに怒りが広がっています。
明日の本会議では、自民・公明両党が、これらの悪法を提案採決する予定です。厳しく抗議したいと思います。
強行採決に抗議する国会請願デモなどを激励しました
6時半から、日比谷野外音楽堂で「STOP!改憲手続き法案」が開かれ、国会までデモ行進が行われ、私たちも激励しました。