衆議院では、本会議で、安倍首相の施政方針演説など、政府４演説に対する各党の代表質問が始まりました。

　今日は、民主党と自民党の代表質問がおこなわれました。

　日本共産党の志位質問は、明日の午後２時頃からの予定です。

　私は、消費税の増税をめぐる自民党と民主党の発言に注目しました。――

　自民党の中川政調会長は、「これまで民主党は『基礎年金の全額税方式化』、『年金目的消費税（３％）の導入』を声高に主張してきましたが、……どこかに行ってしまいました」。

　そう述べて、民主党を批判したのです。

　民主党の小沢代表は、いま消費税を引き上げず「５％相当額をすべて基礎年金の財源に充てます」とのべました。

　しかしながら、大企業への無駄な“大盤振る舞い”＝大企業減税をやめよとは、言いませんでした。

　消費税を頼りにしていること、大企業減税を当然視していること。――この点では、それほど大きな違いはないのではありませんか。