奮戦記
【06.12.11】国会最終盤で緊迫!与党が参院教育特で採決提案
国会の会期は12月15日までです。
いま、最大の焦点となっているのは、教育基本法改悪案の強行を許すのか、それとも阻止するかです。
現在確定している日程は、今日(11日)の参考人質疑と明日(12日)の中央公聴会までです。
ところが与党側は、今日の昼前の参院教育特の理事会で、「13日(水)に、締めくくり総括質疑をおこない採決したい」と提案しました。
これにたいして、野党側は「そんなやり方には反対だ。与党がやりたくないなら、野党だけで一般質疑をおこないたい」と主張しました。
その結果、双方の主張が平行線のままなので、明日12日(火)ふたたび協議することになっています。
いま、新聞の世論調査でも6割が反対、もしくは慎重審議を求めています。
日本教育学会の歴代会長連名の反対声明に、全国で1085人の教育学者が賛同しています。また、日本弁護士連合会も組織として反対しています。
この間の、公聴会の意見陳述でも、圧倒的多数が慎重審議を求めているのです。このような状況で、質疑を打ち切り採決するなど絶対に認めるわけにはいきません。