今日、午後１時から開かれた衆議院本会議で、与党単独で教育基本法改悪案を強行採決しました。――民主党、日本共産党、社民党、国民新党など、野党４党は、まだ審議が尽くされておらず、委員会に差し戻すことをもとめ、一方的な採決を強行するなと主張して本会議には出席しませんでした。

　本会議での強行採決に抗議して、１２時から日本共産党の団総会をひらき、志位和夫委員長が挨拶しました。

　志位委員長は、与党の暴挙は国会の最低限のルールをやぶる行為だと批判しました。

　――昨日の委員会では、公聴会を開く前に、与党が数の力で採決日程を決めたことは重大だ。
　公聴会とは国民の意見を聞き審議に反映させる大事な場である。にもかかわらず、公聴会を開く前に日程を決めるというのは、公聴会を形骸化させ、国民の声に聞く耳をもたないというものだ。
　審議はまったくつくされていない。「やらせ質問」、未履修問題、いじめ自殺の３つの問題で、すべてほうかむりしたままだ。――

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　１時半から、教育基本法の与党単独採決に抗議する野党４党の緊急集会が、国会内で開かれました。

　日本共産党を代表して、市田忠義書記局長が挨拶をしました。

　挨拶をした他党の代表は、民主党の鳩山幹事長、社会民主党の又市幹事長、国民新党の亀井幹事長です。

　

愛知、静岡、岐阜、三重――東海地域から教育基本法改悪法案の衆議院強行採決に抗議し廃案を求める要請相次ぐ

　東海地域の愛知県、静岡県、岐阜県、三重県の皆さんから、教育基本法改悪法案の衆議院強行採決に抗議し廃案を求める要請、国民投票法案、共謀罪法案の廃案を求める要請などが相次いでいます。
　日本共産党東海ブロック事務所で受け付けた団体だけでも、安保破棄愛知県実行委員会、革新愛知の会、新婦人（名古屋）北支部、年金者組合岩倉支部、岩倉革新懇など多数にのぼっています。