奮戦記
【06.11.09】米中間選挙で与党が大敗---イラク戦争にノーの審判!
アメリカの中間選挙で、ブッシュ政権与党の共和党が大幅に議席を減らしました。
下院では、共和党は12年ぶりに過半数を失いました。上院はきっ抗しています。
今回の選挙では、ブッシュ政権が始めたイラク戦争の是非が最大の焦点となりました。
共和党が大幅に議席を減らしたことは、ブッシュ政権の戦争が断罪されたことを意味しています。
州知事選挙でも共和党候補の落選が相次いだのも、ブッシュ政権と与党への批判が全国に広がっていることを示すものです。
ブッシュ大統領は、ラムズフェルド国防長官の更迭を明らかにしました。
初の女性下院議長になると予想されているペロシ民主党下院院内総務は、イラク政策に関し「現在の破滅的な道を歩み続けることはできない。新しい方向が必要だ」と語りました。
これらの動きは、今後のイラク政策の変更を予感させるものです。