奮戦記
【06.10.02】安倍さんの答弁は官僚が書いたのを読み上げるだけ?
今日から、本格的な論戦が始まりました。しかし安倍さんの答弁は、官僚の書いた答弁書をただ読み上げることに終始しました。
その内容は、「国会の議論を踏まえて検討する」とか「今後の推移を見て考える」というような“あいまい”なもので、気迫もなければ中身もありません。
今日は、民主党の小沢一郎代表が検査入院中ということもあり、鳩山由紀夫幹事長が代表質問に立ちました。
そのためもあって、どうも“いまいち”迫力がありません。
声が大きかったのは、自民党の中川秀直幹事長だけでした。
与党の幹事長なのに、本会議場で、あんな大声でガンガン演説することもないだろうと思いますが。……
しかも、その内容は安倍経済政策を「アベノミクス」と言って持ち上げたり、地方公務員の賃金が民間より、3〜4割も高いのは「アンフェアな格差」だから引き下げろという議論をしています。
また、「新たな憲法制定」をけしかけ、在日米軍再編を「自立」の第一歩と言うなど、かなり“調子”が外れていますね。
今日は、民主党と自民党の質問だけ。――明日は、日本共産党の志位和夫委員長が質問する予定になっています。