奮戦記
【06.09.05】党国会対策委で議論――次の自公政権とどうたたかう
今日は、国会対策委員会のメンバーと党本部関係者の間で、ほぼ確実になりつつある安倍政権誕生にたいする対応策を検討しました。
当面は、9月末に召集される臨時国会での論戦対応です。――臨時国会は、先の通常国会で積み残しになった諸案件のうち、とりわけ教育基本法案の審議が最大の焦点になるでしょう。
これまでの議論を踏まえて、多面的な質疑をおこない、その危険なねらいを追及していかなければなりません。
安倍氏の政権構想のいちばん最初に「改憲」が掲げられており、著書『美しい国へ』でも、軍隊を持ち海外で戦争ができる国が「普通の国」として描かれています。
たいへん危険な方向だと思います。しかも、そのための手続法案を成立させるため、民主党との協議を働きかける動きもあります。
暮らしの面では、「再チャレンジ」が目玉スローガンとして掲げられていますが、格差社会をつくった政治の責任はどう感じているのでしょうか。
たとえば、労働分野をはじめとするこれまでの規制緩和路線にたいして、現実の職場や生活の実態をつきつけ、チャレンジの前提が崩れていることを明らかにしていかなければなりません。
いずれにしても、日本共産党議員団の総力を挙げるたたたかいとして取り組む必要があります。
全国税労働組合の幹部と懇談しました
今日は、全国税労働組合の新書記長と副委員長が、私の事務所にこられました。
先日の国税労働運動60周年集会を受け、今の職場の現状をふまえて、これからどう取り組んでいくかについて意見交換をおこないました。
中小企業業者をはじめ新しい納税者が増大しているなかで、確定申告期を中心に職員の長時間・過密労働がすすみ過労死まで出ていることなど、私も国会で取り上げました。
今後とも、具体的な実情をお聞きしながら、必要な取り組みをおこなうことをお約束しました。