奮戦記
【06.08.12】「景気回復」のなかでなぜ2極分化が進んでいるのか
景気回復が「戦後最長を更新している」などと言われていますが、国民の生活が上向いたという実感はほとんどありません。
先ほど発表された4-6月期のGDP(国内総生産)は、確かに増加しています。
しかしそのテンポは鈍っており、実質で10-12月期は1.1%増、1-3月期は0.7%増、4-6月期0.2%増となっています。
そのうえ、家計消費では総世帯の実質消費は、2004年10-12月期から連続してマイナスが続いています。
巨大企業の利益が連続して史上最高を更新している反面、従業員給与は抑えられ、税・社会保険の負担が増加しているからです。
小泉内閣は、「景気が回復すれば格差は是正される」と言ってきました。
しかし実際には、「景気回復」のもと社会的2極分化がいっそう増大しているようです。
夏休みでの休暇で北海道に来ています
いま私は、夏休みをいただいて、北海道に来ています。
私の母は、84歳で元気に北海道の北斗市(旧上磯町)で暮らしていますので、そこを家族で訪ねています。
私たち夫婦と、長女、長男夫婦と孫、次男、あわせて総勢7人の“大移動”です。
ともかく“涼しい”のひと言です。――英気を養って、また8月下旬から頑張るつもりです。
メルマガは、1回、お休みをいただきました。次回は、8月18日(金曜日)に発行する予定です。
この「奮戦記」は、この夏休み中も「連続更新」を続けていきます。
もう、2001年9月末から5年近く続けています。今年の9月末には、連日更新5周年となります。
最近は、連日更新何日という計算もしていませんが。……考えてみますと、連日更新は1800日ぐらいになっているでしょうか。