奮戦記
【06.08.09】あいた口がふさがらない岐阜県庁の“裏金事件”!!
岐阜県庁の裏金問題には呆れて、ほんとうに開いた口がふさがりませんね。
国への陳情を有利にするため官官接待を繰り返していた岐阜県が、その原資をカラ出張などで複数の部署がねん出してたこと、そしてその裏金が県職員組合管理の口座にプールされていたというのです。
しかも、1999年1月に始まった裏金の組合口座への集約を指示したとされる当時の森元恒雄副知事(現参院議員)が、当時知事だった梶原氏も裏金の存在を非公表とすることを了解していたと言いました。
それは、90年代半ばごろから全国の官公庁で裏金作りが表面化し、県情報公開条例も施行されたためです。
さらに驚いたのは、組合口座に集約されず各部署などに残った裏金の一部を、「処理に困って燃やした」とか「ゴミとして捨てた」という証言が数件にのぼっていることです。
その総額は約500万円になるというのです。まったく信じられない話で、腐りきっているとしか言いようがありません。
いったいその真相はどうだったのか、誰に責任があるのか、徹底的な糾明が求められます。