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奮戦記

【06.07.13】困難ななかでも頑張る北海道の農業・水産・観光産業

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 今日も、財務金融委員会の北海道視察が続いています。訪問した斜里町では、町長の牛来昌さんから街の経済・財政状況の説明がありました。

写真 今日は、全国的に大変暑い一日でしたが、斜里町の平成17年度の平均気温は6.3度です。しかし、最高気温は32.8度、最低気温はマイナス23.3度だそうです。

 この50度以上もある気温の落差には、正直言って驚きました。

 斜里第一漁業協同組合の大川原忠士さんからは、水産業についてのお話がありました。

写真 斜里町の水産業は、さけ・ますで8割を占めています。

 それは、平成14年度に45億6875万円と底を打った後、15年度に59億5060万円、16年度70億8840万円、17年度88億5856万円と、上昇機運にあります。

 その理由は、漁業資源を増やす努力が実を結びつつあること、漁獲量が次第に増えていること、単価が上昇していること、――という説明がありました。

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 その後、水産加工施設を視察しました。訪れたのは、(株)丸中しれとこ水産です。ここでは、地元の女性を雇って、鮭などの加工がおこなわれていました。

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 説明によると、コストに占める輸送料の比率が高いため、最近の原油の値上がりは経営に打撃になっているということでした。
 また、ベトナムやタイに原料をいったん輸出して、現地の30分の1の低賃金労働力(ベトナムの場合は月7000円程度)を使って加工して逆輸入している。その方が、安くすむという話でした。斜里町の工場で働いているパートタイマーの時給は、700円だそうです。……なかなか、複雑な問題ですね。

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 社長さんは、「港などのインフラは地元負担を減らしてほしい」という要望を出していました。

<記念写真をパチリ!>

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<バスの前にシカの親子が……>

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……!!!

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