奮戦記
【06.07.12】財金委の北海道視察――雇用など依然として深刻
今朝6時半に宿舎を出発して羽田空港から北海道の女満別空港へ。――今日は、衆議院財務金融委員会の国内視察で、北海道の東部に来ています。
北海道財務局・札幌国税局・函館税関の責任者から説明を受け、質疑をおこないました。
最近は少し良くなったとはいえ、経済の実態は依然として深刻で有効求人倍率も0.5と全国の半分程度という状況です。
農業、水産業、鉱業などの一次産業が停滞しているだけでなく、製造業でも北海道財務局長の竹嶋孝育さんの説明によると、まだ回復途上ということです。
たとえば、トヨタが進出してきたけれども、地域経済にどれほど貢献しているのでしょうか。
なるほどと思ったのは、「トヨタとの取引で利益が上がると思うな」という声があるということです。
トヨタ自動車の収奪のすさまじさが、伝わってきますね。
バスガイドさんのお話によると、知床に観光客がたくさん見えるそうですが、国後島を見ながら「ムネオハウスはどこですか?」と聞かれるそうです。4年半前のムネオ追及の印象が強かったということでしょうか。