奮戦記
【06.05.06】イラク開戦で米国防長官に批判集中!小泉総理は?
アメリカでは、イラク戦争開戦をめぐって国民から激しい抗議の声が広がっています。
今日のニュースによると、ラムズフェルド米国防長官が4日、アトランタで講演したさい、イラク戦争についてCIAの元アナリストや聴衆からの厳しい質問と激しいやじにさらされたそうです。
CIAのアナリストとして27年間勤務したというレイ・マクガバン氏が、同長官に対し「なぜ、うそをついて必要もない戦争にわれわれを引きずり込み、これほどの被害を出したのか」と詰問しました。
長官は「ウソはついていない」と反論しましたが、続けてマクガバン氏が「あなたは大量破壊兵器のありかを知っていると言った」と追及しました。
これにたいして、長官は「疑わしい場所を知っていると言った」とかわしたそうです。
しかし、イラク戦争を批判する聴衆が次々に立ち上がって大声で長官の責任を追及し、長官の話がさえぎられるたびに警備員が叫ぶ聴衆を会場外に連れ出しました。
聴衆からは、長官は「戦争犯罪で投獄されるべきだ」などヤジが飛んだそうです。
じっさい、国防省が4日発表したところによると、イラク戦争でこれまでに2411人の米兵が死亡し、1万7874人が負傷しています。
アメリカ政府の言いなりで、大量破壊兵器を口実としたアメリカのイラク戦争を「支持する」と言い、自衛隊を出せと言われると「分かった」と言ってイラクに自衛隊を派遣してきた小泉総理は、何の責任もとらなくてよいのでしょうか。