大型連休は今日で終わり。いよいよ明日から、国会は６月１８日の最終日に向け、大詰めのたたかいを迎えます。

　国会で焦眉の課題になっているのは、「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法改悪案の採決をめぐる問題、お年寄りに医療負担を強いる医療制度改悪法案、そして教育基本法改悪案などです。

　「共謀罪」の採決をめぐって、今日のテレビ番組でも、与党側は9日の衆院法務委員会での参考人質疑終了後の採決も念頭に早期の成立を主張しました。

　これに対して、日本共産党と社民党は、同罪の新設自体に原則反対の立場を明確にしています。

　また、教育基本法改悪案については、与党側は、特別委員会を設置して連日の質疑をおこなって早期成立をはかるという案を提案しています。

　いずれにしても、明日から、厳しいたたかいをすすめなければなりません。