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奮戦記

【06.02.23】民主党の永田議員がメール問題で議員辞職の意向

 民主党の永田衆院議員は、「党に迷惑をかけた。責任を取って辞職したい」と、議員を辞職する意向を党幹部に伝えたそうです。

 ライブドア前社長の堀江被告が武部自民党幹事長の二男への「送金を指示した」電子メールの真偽を補強する材料を、示すことができなかったことの責任を取ってということです。

 この意向を受けて、民主党は緊急役員会を開き永田氏の進退問題を協議し、鳩山幹事長に対応を一任しました。

 鳩山氏は、「永田氏は、メールの真偽について補強する材料をそろえ切れていない状況について深刻に考えている」と国会内で記者団に語りました。

 ただし、いまのところ永田氏の進退については、「まだまだ結論を出すべきではない」と述べ、当面、判断を先送りする考えのようです。

 どんな情報でも、国会で取り上げる以上、しっかりした裏付けをもってやらなければなりません。――このことを改めて痛感します。

 その一方、自民党各派閥が今日開いた総会で、メールが本物との証拠を提示できなかった民主党の責任を問う声が相次いだそうです。しかし自民党は、それほど立派なことを言えるのでしょうか。……無所属の堀江容疑者を党をあげて応援した責任をどう感じているのでしょう。責任を棚上げすることはできないはずです。



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