奮戦記
【06.01.23】今日から衆議院本会議で小泉総理への質問始まる
今日から、衆議院本会議で総理の施政方針演説に対する各党代表による代表質問が始まりました。
今日は、民主党と自民党の代表による質問がおこなわれました。
民主党の前原代表の質問は、小泉「構造改革」の問題点を追及する内容を含んでいました。
しかし、驚いたことがあります。それは、前原氏がこう言ったからです。
――「国家公務員法78条に『勤務実績が良くない場合』『心身の故障』『定員の改廃または予算の減少』といった場合に公務員を分限免職することができるという規定があります。しかし、過去の国会決議などによって、これまではあまり適用されず、民間から見れば制度自体が形骸化している……。この法律条項が適正に運用できるようにすべきだと考えます」。
公務員の首を切ることを煽るかのような言い方です。――これにたいして、小泉総理は「私も同じ考えだ」と、さっそく取り入れる答弁をしたのです。
言わば掛け合いで、公務員の人減らしを促進するかのような両者の姿勢です。
これには、さすがに与党の公明党議員も「そんなことでいいのかな〜?連合はどう思うんだろう」などと驚く始末です。――全体として今日の議論は、あまり盛り上がりませんでした。