奮戦記
【06.01.18】「健康格差社会」をどう見るか――勉強会で学びました
今日は、党国会議員団で、日本福祉大学の近藤克則先生をお招きし「健康格差社会をどう見るか――社会疫学の視点から」と題するお話をお聞きしました。
所得格差が広がっている社会ほど、健康を害する比率が高まるという刺激的な問題提起でした。
――「所得の低い階層が要介護になりやすい」「所得の低い高齢者ほど転倒歴ありの割合が高まる」などなど……。社会的要因が、どのようにして身体内に反映するようになるかなども、分かりやすくお話がありました。
病気を治すというのは、単に身体的な治療だけでなく社会的な改革の問題としてとらえなければならないという考え、なかなか面白く共感できました。