奮戦記
【05.12.26】こんなに大勢の“天下り”をいつまで続けるのでしょうか
今日、政府は、今年8月までの1年間に退職した国家公務員のうち、中央省庁の課長級以上の天下り状況を発表しました。
対象となった1206人のうち、許認可などで各省庁との関連が深い公益法人、独立行政法人、特殊法人、認可法人への天下りは512人で42.5%をしめました。
その内訳は、公益法人438人、独立行政法人61人、特殊法人12人、認可法人1人でした。
公益法人への天下りは、国土交通省が157人と最も多く、厚生労働省56人、農林水産省50人、経済産業省42人などとなっています。
小泉首相は、国会答弁などで「天下りへの国民の批判を真摯(しんし)に受け止め、内閣として取り組む」といってきましたが、ほとんど変化していないこと明らかです。
いったい、いつまでこんなに大勢の天下りを続けるのでしょうか。