奮戦記
【05.12.16】誤情報で米大統領がイラク開戦、3万人もの犠牲者!
ほんとうにひどい話です。
ブッシュ米大統領は、イラクの大量破壊兵器にかんする情報機関の分析は誤っていたとのべ、これにもとづいて開戦を決断した自らの責任を明確に認めました。
国連安保理に開戦を促したパウエル国務長官(当時)も、「人生の汚点だった」と誤りを認めていましたが、ついに大統領自身がそれを認めたのです。
イラク戦争では、「3万人前後」にものぼるイラク国民が犠牲となったのです。取り返しのつかないことです。この重大な責任をどうとるのでしょうか。
小泉首相は、大量破壊兵器について「持っていないとも断定できない。持っているとも断定できない」と言いながら、「日本が(イラク戦争を)支持したのは、…今でも正しかったと私は思っております」(今年1月の衆院予算委員会で)と述べてきました。
ブッシュ大統領が誤りを認めたいま、小泉首相自身の責任も、あらためて問われています。