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奮戦記

【05.06.18】酒気帯び議員の本会議場への出席問題を考える

 昨日の本会議場で、不当にも55日間の会期延長(8月13日まで)が決められましたが、もうひとつ大きな問題がありました。

 どうも昨日は、始めから本会議場の雰囲気がザワついていたのです。民主党の若手議員が、誰かを指差して騒いでいるのです。

 穀田さんが、会期延長に反対討論を行っているとき、議長席の脇で与野党の議運理事が集まって協議していたので、私もそこに参加しました。

 「どうなっているんだ?」と聞くと、民主党の理事が「酒を飲んで酩酊して議場に入っている自民党議員がいる」というのです。

 そして「いまは、一応抗議の意思を表明しておく」というので、私は「抗議は当然だ」と言いました。
 これで、一旦はおさまったかに見えたのですが……。

 つづいて立った社民党の阿部議員が、討論の冒頭に「この本会議場で赤ら顔で酒のにおいをさせて出席している与党議員がいる」と発言。議場が騒然となりました。

 討論を終えた穀田さんが、与野党の議運理事の協議の場へ出かけていきました。

 そうこうしているうちに、投票をうながす点呼が始まりました。「○○君、○○君、……」。日本共産党は、「協議が終わるまでは投票を控えておこう」という態度をとりました。

 議場では、ものすごい罵声と怒号が飛び交っています。「ぎちょ〜、議事整理しろ〜」「酒くさ〜い、でてけ〜」「一旦、休憩にしろ〜」などと。

 穀田さんが協議から帰ってきて「議場の品位を汚す行為は良くない。今後、理事会でこの問題を協議すると約束したので、私たちは投票する」いうことで、日本共産党は全員、会期延長反対の意思表示の青票を投じました。

 判明したのは、自民党だけでなく民主党にも酩酊議員がいるということだったのです。私は「どっちもどっちではないか」と思いました。

 そう思っていると、隣の公明党も酒臭いのです。

 私は、隣に座っている公明党の議員に聞きました。――「公明党も飲んでるだろう。酒臭いぞ」。「うん、飲んでる」。……なんということでしょう!!

 自民、民主、公明の3党の議員が、酒を飲んで議場に入っていたのです。

 社民党は、国対委員長と土井前委員長が相談していました。――「民主党も飲んでる?これじゃあだめだ。つきあいきれない」と、投票に行きました。

 後に残ったのは民主だけ……。その後、民主党もしぶしぶ投票へ。これが、顛末でした。

 どうしてこうなったのでしょうか。
 経団連との何かのパーティーがあって、自民も民主も公明も酒を飲んでいたらしいのです。経団連とは縁のない日本共産党だけがまともだった!!

 民主党は、自分たちも飲んでるのに、自民の議員を批判していたことになります。どう〜なっているんでしょう。

 報道によると、散会後、民主党は特に飲酒の疑いが強いとして、森前首相と秋葉賢也氏の懲罰動議を提出し、これに対抗して自民党も、「民主党にも飲んでいる人がいる」として、樽床伸二、平岡秀夫、吉田治の3氏の懲罰動議を出したそうです。

 衆院は、1948年12月22日に、酒気帯びで議場に入ることを禁止する決議をしていました。

静岡県浜北市の演説会でお話をしました

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 今日は、静岡県浜北市の日本共産党演説会でお話をしました。浜北市は7月1日から浜松市に吸収合併されます。そのため7月17日告示、24日投票で選挙がおこなわれます。日本共産党の予定候補は、北島さだむさんです。

 北島さんは、5期の市会議員経験を持っている実績豊かな政治家です。浜北の福祉の単独事業のほとんどにかかわってきた、やさしくたのもしい候補です。



……

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