奮戦記
【05.06.19】日本とアジアの世論で「靖国参拝反対」が多数占める
日本もアジアも世論調査では、「靖国参拝反対」が多数を占めていることがわかりました。
まず、「毎日新聞」は、18日と19日の両日、全国世論調査を実施しました。
――小泉首相が今後も靖国神社参拝を続けることへの賛否を聞いたところ、「反対」が50%で「賛成」を9ポイント上回りました。
また、「共同通信社」は、日本、中国、韓国の国民意識を比較するため、5月に3カ国の世論調査を実施しました。
――その結果、小泉首相の靖国神社参拝について、中国の86%、韓国の82%が「参拝すべきではない」と回答していることがわかりました。
日本の国連安全保障理事会常任理事国入りについても、中国の87%、韓国の85%が「反対」と答えています。
小泉首相は、この声にどう答えるのでしょうか。
靖国神社とは、いったいどういう神社なのか。
あの戦争を推進する手段としてつくられ、侵略戦争を「正しかった」とする歴史観を持っている神社です。
その靖国神社に参拝することは、「侵略への反省」という日本政府の立場とは決して両立しえないものです。きっぱりと中止すべきです。