奮戦記
【05.06.04】郵政民営化で、わざわざ経営を困難にしていいのか!
小泉首相も竹中郵政民営化担当大臣も、さかんに「いまのままだと将来ゆき詰まるから、民営化しなければならない」といいます。
しかし、郵政事業を民営化して4つに分社化すると、これまでの公社にない新たな負担が発生するのです。
ひとつは、分社化にともなって「窓口委託料」が発生し、それに「消費税」がかかります。
ふたつは、民営化された貯金銀行は、一般の民間銀行なみに、これまでになかった新しい「預金保険料」を支払わなければなりません。
みっつは、利益が出ればこれに「法人税」がかかります。
これらは、民営化後の郵政事業の経営を圧迫します。こんな事態を招いてまで、どうして民営化しなければならないのでしょうか。
月曜日(6月6日)の質問では、この内容を具体的にただすつもりです。