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奮戦記

【05.06.02】志位委員長が小泉総理に靖国神社参拝中止求める

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 今日は急きょ、衆議院予算委員会が開催され、日本共産党から志位和夫委員長が質問にたちました。

写真 志位委員長は、小泉首相の靖国神社参拝問題についてただしました。

 今年は、戦後60年の節目の年です。それなのに、中国や韓国をはじめアジアの国々と日本との関係がこれまでになく悪化しています。

 そのいちばんの原因は、日本の側では過去の戦争や植民地支配に対する日本の姿勢、とりわけ小泉首相の靖国神社参拝にあるからです。

 靖国神社は、どこにでもある一般の神社と違います。

写真 たとえば、この神社の展示館(遊就館)が出している本(靖国神社・遊就館図録)のなかで宮司が、日本の過去の戦争についてこう書いています。……あの戦争は「自存自衛」のためで、「自由で平等な世界」つまり「アジアの解放」のための戦争としています。――ここには、あの戦争を正しかったという戦争観があります。

 志位委員長は、「小泉首相は、靖国神社がこういう戦争観をもった神社だということをご存じか」とききました。

 これにたいして、小泉首相は「知っている」と答えました。そうなるといよいよ重大です。

写真 小泉総理は、4月におこなわれたジャカルタでのアジア・アフリカ会議で次のようにのべたました。

 ――「わが国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国民の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切なる反省と心からのお詫びの気持ち常に心に刻みます」。

 小泉首相がみずから述べた発言と、日本の戦争は正しかったという靖国神社の戦争観は、決して両立しません。

写真 いま、問われているのは、首相が追悼の気持ちを表明する場として、侵略戦争を正当化している靖国神社を選ぶことが、ふさわしいかどうかという問題です。

 小泉首相は、適切に「判断」するというが、「判断」すべき中心点は、まさにこの点にあります。

 志位委員長は、小泉首相に「問題の重大性を真剣に考慮して、靖国神社の参拝を中止する決断をおこなうこと」を強く求めました。

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<なんだ!与党席のこの態度は!!>

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障害者施策について「きょうされん」の皆さんと党議員団が懇談しました

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 今日午前中、障害者が通って仕事をする共同作業所にたずさわっている全国の方々、「きょうされん」の方々と、日本共産党議員団との懇談会がありました。

写真 「障害者自立支援法案」を批判する切実な声が寄せられました。

 ――「ヘルパーさんに来てもらっている。今度の法律が通ったら家から出ることも、作業所に行くこともできなくなる。60年以前のような“穀潰し”と言われるようになってしまう。60年かけて勝ち取ってきた社会保障の成果を全部ひっくり返そうとしている。廃案にするまで頑張ってほしい」(高知)。

 ――「消費税を5%に引き上げるときも、福祉に使われると言われていたが、ぜんぜん生かされていない。逆に後退している。これからの自分たちの生活が不安です」(福岡)。

 ――「これ以上、制度が悪くなったら生活できない。廃案に絶対にさせてください。私たちといっしょに頑張ってください」(新潟)。

写真 ――「もし一割の負担によって、共同作業所に行けなくなったら、どうしようかと思った。全国の作業所に通っている仲間がどうなるか。私は、お母さんと二人暮らしです。母親が先に亡くなって一人になったときのことを考えると、とても不安です。施設に通ったら、ヘルパーさんを頼んだら、お金を払わなければならない。そうなれば、ずっと家の中にいなければならない」(広島)。

 ――「重い障害を持っている子どもたちの小規模作業所を苦労してたちあげてきた。法案が通ったら、ますます施設に入れなくなる。自分の子どもと一緒に苦しい思いをしてきた。冷たい法案が通る前に、それを通した人に子ども達を預けたい」(福岡)。

 ――「精神医療、精神障害作業所に関わっているが、医療を中断したり自殺したりする人が出てくるのではないかと不安を覚えている」(岡山)。

 ほんとうに切実な訴えで、胸を打たれました。
 皆さんと力を合わせ、「障害者自立支援法案」の廃案を目指して、全力をあげるつもりです。



<今日からクールビズ。板に付いてないね!>

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