奮戦記
【05.05.06】「再教育」という名の“運転士いびり”は直ちにやめよ
今日は、テレビ各局でJR西日本の「再教育」(日勤教育)の生々しい実態が、次々と明らかにされていました。
それは、区長の裁量次第で内容や期間が決められ、安全教育に名を借りたいびりが行われていたというものです。
たとえば、「再教育」の現場で上司に反抗的な態度をとると「現認何時何分」などと言ってマイナス点をつけるなど、いじめとも言える実態が、テープによって暴露されています。
「しんぶん赤旗」でも、尼崎の運転士が証言しています。
――リポートを書かされるとき「『自ら取り組むとはどのようなことか』といわれても、なかなか書けません。まとまらないリポートだと、『もっと長引くようになるで』とか『まだまだ勉強してもらわなあかんな』といわれて、いつまでも引っ張られます。一日が終わればくたくたで、翌日のことを考えるともう、出勤するのもイヤになってきます」と話しています。
JR西日本は「とくにきびしい」と言われています。
これでは、本当にミスをなくすための教育ではなく、まったくの逆効果にしかなりません。
こんな非人道的な“いびり教育”は、ただちに見直すべきです。