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奮戦記

【05.04.09】竹中大臣・総務委員会“ドタキャン騒動”の真相は何か

写真 竹中大臣が、4月5日の総務委員会をドタキャンしたことは、大きな問題となっています。

 今週は、竹中大臣が出席する予定の委員会が開かれなくなったり、来週は、民主党が「すべての委員会の質疑に応じない」などと言っています。

 ふり返ると、4月5日の衆議院総務委員会は、午前中、竹中平蔵郵政民営化担当大臣も出席して委員会を開くことが合意がされていました。

写真 ところが竹中大臣は、その日の朝になって、自民党とのあいだで郵政民営化関連法案の調整で「一刻の猶予もない」などといって、出席しなかったのです。

 これは、大臣としての資質が問われるきわめて重大な事態です。

 総理大臣をはじめ閣僚は、国会で「答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない」(憲法63条)と定められ、国会に出席する義務があるからです。

 ドタキャンは、まさに憲法違反にあたる憲政史上極めてまれな事件です。
 しかも、その後が悪い。……その日の午後、開かれた衆議院本会議で野党議員に追及されて、総務委員会出席について与野党の「合意がなされていたとは承知しておりません」と、言い訳したからです。

写真 これは、まったく事実に反します。竹中大臣の出席については与野党の間で合意され、質疑のタイムテーブルもつくられていたからです。

 私は、7日の本会議質問でとりあげました。「与野党が合意していた日程を突然欠席するとは、議会軽視もはなはだしい」「その上、事実と違う答弁をし、『情報収集が不足していた』と、開き直るに至っては、国会を二重、三重に愚弄するもので、絶対に許されるものではない」。

 前回の本会議での答弁の撤回と謝罪を求めるとともに、「どう責任を取るのか明らかにすべきだ」とただしました。

 これにたいして、竹中大臣は「遺憾であった」と答えたのです。「遺憾」とは、いったい何でしょうか。
 これでは、まったく謝罪にもなっていないではありませんか!!

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