奮戦記
【05.01.03】企業団体献金も政党助成金も受け取らない姿勢こそ
元旦のTBSテレビ、みのもんたの「生放送!ずばッと2005」では、国会議員の台所事情、政治とカネについて議論がおこなわれました。
番組では、与野党1人ずつ(山本一太参議院議員、福島瑞穂参議院議員)の政治資金収支報告書をスタジオで紹介し、その内容について本人に聞きながら、議員とコメンテーターの質問を受け、それをきっかけに議論が展開されていきました。
たしかに、国会議員がそれぞれの政治資金の内訳を公開することは、悪いことではありません。問題は、その内容です。
日本共産党の場合はどうかと言えば、個々の国会議員が自分の支部をもっているわけではありませんし、資金管理団体も、個人後援会もありません。
寄付は、個人では受けとらず政党として受け取っています。
したがって、他党のようなかたちで個人単位の財政事情を公開するという形にはなりません。日常活動も選挙活動の費用も、すべて党中央がまかなってるからです。
よく個々人の財政事情を公開すれば透明になるという主張がありますが、そうではありません。
仮に公開したとしても、企業団体献金を平然と受け取り、政党助成金という名で国民の税金を山分けしているなら、その党と政治家は決して清潔とはいえないからです。
大事なことは、企業団体献金を1円も受け取らなず、政党助成金を受け取らない政治を実現することです。
私たちは、そのような政策をかかげるだけではありません。身をもって実行しているただひとつの政党です。