奮戦記
【04.09.09】死者1000人の衝撃――米軍はイラクから撤退せよ!
いったい、いつまで残酷な殺し合いを続けるのでしょうか。
イラク戦争と米軍支配のもとで、イラク人の死者は1万人を超えていますが、同時に米軍の死者が、米国防総省の統計などで、この8日までに1000人に達したことが明らかになりました。
これは、1日平均2人が死亡している計算になるそうです。
ブッシュ米大統領が、「兵士の皆さんの犠牲には感謝している。この任務を完遂することで、彼らの栄誉をたたえたい」などと言っても、ただむなしく響くだけです。
米国内では、息子を失った親などによる米軍のイラクからの撤退をもとめる集会などが、大きく広がっています。
イラクでは、泥沼化の一途をたどっています。
米軍の死者が1000人を超えたことなどを受け、複数の国際支援団体がイラクからの撤退を検討しています。
私たちも、イラクからの自衛隊撤退はもちろん、米軍の撤退をもとめなければなりません。
イラクに主権を完全に移譲し、国連を中心とする人道支援に切りかえるべきです。
――この声を、さらに大きく広げていこうではありませんか。