奮戦記
【04.08.29】旧橋本派・会計責任者の逮捕だけですむ問題ではない
今日、東京地検特捜部は、自民党・旧橋本派の政治団体「平成研究会」事務所の会計責任者を逮捕し、東京都千代田区の平成研事務所や容疑者の自宅などを家宅捜索しました。
容疑は、自民党旧橋本派が日本歯科医師連盟(日歯連)からの献金1億円を、意図的に政治資金収支報告書に記載しなかったことです。
今後、派閥会長だった橋本龍太郎元首相からも事情聴取する方針だと言われています。
小切手を受け取った場には、橋本氏のほか、橋本派事務総長(当時)の野中広務・自民党元幹事長、青木幹雄・現参院議員会長が同席していたそうです。
日歯連からは、臼田被告と会計責任者だった内田裕丈被告が出席していました。
このお金は、いったい何の目的で、何に使われたのか。徹底的な全容解明が求められます。
国会でも、予算委員会で閉会中審査をおこなうなど、真相の究明と政治的道義的責任の追及をおこなわなければなりません。
私は、日本共産党の金権・腐敗政治追及委員会委員長として、次の談話を発表しました。
本日、東京地検が自民党橋本派に対する日歯連の一億円献金問題で、同派の政治団体「平成研究会」の会計責任者を政治資金規正法違反で逮捕したことは当然である。
問題は、一億円が何の目的で献金されたのか、また、収支報告書に記載しなかった理由は何か、さらには一億円の使途は何かなどについて徹底的に究明することである。日本共産党は、国会の場で真相を解明することを要求する。
岡崎市で市議選をめざす演説会が開かれ、私もお話ししました
夜は、岡崎市で演説会がありました。
9月5日告示、9月12日(日)投票で、市会議員選挙がたたかわれます。
これに3人の現職が、いどみます。
きまた昭子さんは5期目に、柳田たかじさんは3期目に、そして鈴木まさ子さんは3期目に、それぞれ挑戦します。
八田ひろ子前参議院議員が、力強い決意の表明をしました。
私は、この3つの議席は、市民にとってなくてはならないものだと強調しました。
第1は、無駄づかいにメスを入れスジを通す議席です。
大型開発にメスを入れ、国内視察を見直しムダな海外視察に反対し、そのお金を市民のためにまわせと主張しているのは、日本共産党だけです。
それができるのは、日本共産党がただひとつ清潔な党だからです。
第2は、福祉をまもる議席です。
この7月から小学校入学までの医療費を無料にできました。これは、日本共産党が皆さんとともに奮闘して実現させたものです。
また、お年寄り世帯への宅配給食を年に9日しかなかったのに、毎日実施させるようにしました。
さらに、特養老人ホームへや養護学校の建設のために、全力をあげています。
これは、住民こそ主人公を貫いてきた日本共産党だからです。
第3は、働く者の暮らしまもる議席です。
トヨタのサービス残業を規制し賃金を支払わせることでも、大きな成果をあげてきました。
三菱自動車の岡崎工場閉鎖についても、岡崎市内でも2番目に多くの従業員をかかえる工場だけに、労働者だけではなく下請中小企業、納入業者など市民への影響がたいへん大きいものがあります。
私も、政府交渉をおこなってきましたが、さらに多くの皆さんといっしょに頑張っていきたいと思います。