奮戦記
【04.08.16】「靖国参拝」――なぜ、それほどこだわり続けるのか!
終戦59周年にあたる昨日、亀井農水、中川経産、小野国家公安、小池環境の各大臣が靖国神社を参拝しました。
小泉首相は、元日に参拝したと言うことで、この日は参拝しませんでした。
小泉内閣ではこのほか、金子行革担当大臣、河村文部科学大臣が、14日までに参拝をおこなっています。竹中金融・経済財政担当大臣は、16日以降に参拝するといわれています。
閣僚による靖国神社の参拝は、憲法の定める政教分離原則に抵触するものであり、許されません。
靖国神社は、戦前には侵略戦争を推進する精神的支柱となりました。
A級戦犯を祭神として合祀(ごうし)する靖国神社に参拝することは、侵略戦争を美化するものであり、憲法の平和原則ともあいいれるものではありません。
小泉内閣が、日本を「戦争する国」へと変えようとしているこの時期に、アジアの人々2000万人の命を奪った侵略戦争を肯定し、閣僚が大挙して参拝するというのは、ますます危険です。
アジア各国から、厳しい抗議の声がおこっているのも当然のことですし、このような動きに歯止めをかけるたたかいを、すすめていかなければなりません。