奮戦記
【04.08.11】「いま声を出さないと」と吉永さん――行く末に危機感
夏休みをいただいて、いま、家族とともに北海道の上磯町に帰省しています。
私の母は83歳ですが、この土地で元気に暮らしています。
今日の「北海道新聞」の夕刊を見ていましたら、女優の吉永小百合さんのインタビューが載っていました。
北海道内のロケが終わり「たぶん最後の大きな作品」になるでしょうと、ご本人がおっしゃっている「北の零年」という映画のことが紹介されています。
そのなかで、こんなコメントがありました。
――「今の日本の政府が向かおうとしている方向は、めちゃめちゃ怖いですよね。だから今、声を出さなかったらとんでもないことになるという思いがあります。この映画にも政府に対抗して自分たちで意志を持って生きていく思いが出ていますが、自分たちはどうしたいのか、どう生きたいのか、戦争をとるのか平和をとるのか、ということをみんなが本当にきちんと考えないといけない時期だと思います」
これは、作品に込められた現代日本へのメッセージです。――私たちは、重く受けとめなければなりませんね。