奮戦記
【04.07.19】日歯連の質問に自民党席から汚いヤジが飛んだわけ
私は今年2月、日歯連(日本歯科医師連盟)の献金問題について質問しました。
そのとき、自民党席から異常に口汚いヤジが飛んだのをよく覚えています。
まるで、怒号によって質問の声をかき消そうとするかのようでした。
その理由が、いまようやく分かったような気がします。
それだけ、多くの議員が日歯連と関係があったということなのですね。
「しんぶん赤旗」による、日歯連マネーによる政界汚染は、自民党の衆院議員のじつに77%に及んでいるというのです。
日歯連の本部と都道府県組織が2002年までの3年間に、自民党衆院議員の76・8%(189人)、公明党衆院議員の23・5%(8人)に献金していたことが、「しんぶん赤旗」の調査でわかりました。
民主党も13議員が受けており、日歯連マネーが広く政界を“汚染”していることが浮き彫りになったのです。
ただし、このなかには、橋本派へのヤミ献金などは含まれておらず、汚染の実態はさらに大規模なものになるでしょう。
日本共産党から日歯連の献金問題で質問されると、自民党の議員にとっては自分がやり玉にあがったような気分になるのでしょうね。
だから、あのようなひどいヤジと怒号が、私の質問にも集中したのだと思います。
しかし自民党や公明党は、まずはみずから率先してその実態を調査し真実を公表すべきではないでしょうか。