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奮戦記

【04.07.18】日歯連の政界向け献金は何のため誰に幾ら渡ったのか

 日本歯科医師連盟(日歯連)の政治資金のうち、自民党橋本派に1億円が渡っていたことが明らかになり政界に衝撃が走りました。

 1億円もの献金を受けながら、政治資金としての届けをまったくせず、それがバレたら政治資金収支報告書を訂正する。――これですむのなら、こんな「気楽な家業」はありません。

 政治家が、献金の事実を隠して、フトコロに入れて黙っていた方が得ということになってしまいます。

 政治資金規正法など、何の役にもたたないことになるでしょう。
これでは、黒いカネまみれの政治が大手を振って横行し、国民の政治不信はつのる一方ということになってしまいます。

 しかも重大なのは、橋本元首相が小切手を受け取ったさい、同派の野中広務自民党元幹事長と青木幹雄同党参院幹事長が同席していたそうです。

 臼田被告が2001年7月の参院選前に、橋本龍太郎元首相に小切手で手渡しました。
 1億円もの巨額の献金なのに、日歯連の側にも橋本派の方にも、政治資金収支報告書に記載がまったくありませんでした。

 橋本派は、献金収入と認めて収支報告書を訂正しました。
 これは、ウラ金と同じ性格のものです。
 全経緯を説明するよう求めなければなりません。
 いったいだれが受け取り、その一億円は最後にはどこへいってしまったのでしょうか。

 自民党は、まずみずからその経緯について調査し、その全容を国民の前に詳しく説明する責任があります。
 近づく臨時国会こそ、その舞台ではないでしょうか。



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