奮戦記
【04.07.14】民主党が伸びた理由は、「自民党に問題がある」から!
今日の「朝日新聞」の「緊急世論調査」によると、支持率が「民主29%」、「自民27%」と逆転しています。
なぜ、民主党がこれほどの高い支持率になったのでしょうか。
その理由として「代表が信頼できる」というのは、わずか9%しかありません。「政策が期待できる」もわずか12%です。
最大の理由は、「自民党に問題がある」という回答で、じつに73%を占めているのです。
要するに、民主党そのものの実力というより、自民党があまりにもひどすぎるから今回は野党第一党の民主党を、とりあえず支持するということです。
民主党が、その「批判の受け皿」となったのです。
ある意味では「敵失」による支持率上昇ということでしょう。
ほんらいなら、与党批判の受け皿としても、日本共産党が浮上しなければならないはずです。
ところが、自民党政治への激しい怒りや「ともかくこの政治を変えたい」という思いで、これまで日本共産党に支持を寄せていただいた方のなかでも、民主党に投票した方々もかなり広くあったようです。
この点を克服する方針を練り上げ、たたかいをすすめて、次の総選挙で決着をつけなければなりません。