奮戦記
【04.05.13】こんなことで、参議院の年金質疑がまともにできるのか!
ほんとうに驚きましたね。
あの年金改悪法案をごり押しした厚生労働省の森英介副大臣と谷畑孝副大臣が、なんと国民年金の保険料を一時期納めていなかったことが分かりました。
それなのに、引責辞任は否定したそうです。とんでもないことです。
森氏によると、未納だったのは労働政務次官を務めていた1994年7月から95年7月だそうです。
森氏は未納に気づいたのは「(3月22日に発覚した)江角マキコさんの未納の件から2、3週間後」だとしています。
ということは、衆院厚生労働委員会での年金改悪法案の強行採決前ですね。
採決前に知っていながら、それをひた隠しにしていたということです。
細田博之官房長官は、今日の記者会見で、森、谷畑両厚生労働副大臣について「引き続き職責を全うしてほしい」と述べ、進退を問わないというのです。
しかしこんな状況のままで、参議院の厚生労働委員会でたんたんと質疑をすすめることができるでしょうか。
まずは、責任を取って副大臣をやめるべきではありませんか。