奮戦記
【04.04.26】衆議院厚労委員会――いったい、ど〜なってんの?
衆議院の厚生労働委員会が、緊迫しています。
焦点の年金改悪法案について、自民、公明両党はきょう午後の国対委員長会談で、28日に採決に踏み切る日程を確認したというニュースが伝わってきらからです。
報道によると、その会談で自民党の中川秀直国対委員長は、「今週がヤマ場の中のヤマ場となる」と述べたというのです。
じっさい、今日の厚労委の理事会では、与党側から明日(27日)3時間半の質疑をおこない、その後、締めくくり総括質疑をやって採決したいという提案があったそうです。これには、野党が反対し断続的な協議となりました。
野党側は、先週坂口大臣が月曜までに提出すると約束した全閣僚の国民年金保険料支払い状況の資料提出が先だと主張しました。
これにたいして、与党は、全閣僚がそろわない部分があり、今日は提出できないと回答しました。それ以降、民主党は理事懇にもまったく出てこなくなったのです。
いったい、どうなっているのでしょうか。民主党は、またボイコット戦術をとるつもりなのでしょうか。
民主党欠席のもとで、日本共産党の山口富男議員の追及に対し、自民党の筆頭理事はこう述べました。
――筆頭間の協議で28日(水)の採決を提案したが、この理事懇では「提案しない」とのべました。
これにたいして、山口議員は「非公式の発言であるが、採決には絶対反対」と主張しました。
最終的に、委員長が職権で明日の理事会と委員会を、一方的に設定しました。――年金改悪法のゆくえは、まさに風雲急をつげています!!