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奮戦記

【04.04.20】全銀協会長に障害者に使いやすいATM改善を要望

 今日の午前中、財務金融委員会で金融機能強化法案に関する「地方公聴会」がおこなわれました。

 東京都八王子市で開かれた「公聴会」には、青梅信金と多摩中央信金の各理事長、八王子商工会議所の専務理事、地元企業などの出席をもとめ意見をお聞きしました。

 私も、財務金融委のメンバーの1人として、地域金融のあり方について質問しました。
 商工会議所のアンケート調査で、景気は「横ばいで推移する」と答えた人が73%もあり、「大企業は回復しているが中小企業は悪化している」との回答が紹介されました。

 また、金融機関の融資姿勢については「以前より厳しくなった」という答えが41%もあり、「以前より緩やかになった」という答え9%を大きく上回っています。

 そして「厳しくなったと感じる内容」として、「高い金利を要求してくる」「金利・担保等貸付基準が厳しくなった」「第三者保証を要求された」という回答もあります。

 依然として、貸し渋りが横行していることをしめすものです。

「障害者が利用しやすい方向で取り組みを強化していきたい」と、全銀協会長が約束しました

 午後には、参考人質疑がおこなわれました。
 ここでは、全銀協会長にたいして銀行側が障害者に親切な対応をするようもとめました。
 銀行のATM(現金自動預払機)が、視覚障害者にとって特に使いにくいという声があります。
 たとえば「音声案内」や「テンキー受話器つき」のものに換えるなど、視覚障害者が銀行を利用しやすくするための改善をもとめました。

 これにたいして、全銀協の三木繁光会長は、「その方向で取り組みを強化していきたい」と、実施の考えを示しました。

 私は、すでに郵便局では、テンキー受話器つきATMなどが多数設置されている実態を紹介しました。
 それには、音声案内はもちろん、残高が点字でうかびあがる機能などがついています。
 しかし、銀行のATMにそれがついているものは、ほとんどありません。

 また私は、障害者が銀行窓口で代筆を依頼したときには、銀行が親切に対応し複数で確認することをもとめました。

 また、郵便局でやっているように、無料で点字の預金内容証明書を発行することをもとめました。

 これにたいし全銀協の三木会長は、「協会としても検討会をつくり、専門家の意見も聞き各行を後押ししていく」と答えました。

今日も2回、明日も2回……二日間であわせて4回質問

 突然のように忙しくなってきました。今日も2回の質問をしましたが、明日も2回質問します。
 あわせて4回の質問。――忙しい、忙しい!



むむ〜!

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