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奮戦記

【04.04.16】良かったですね――3人の日本人人質の解放に思う

 昨夜、イラクで人質となっていた3名の日本人が無事に解放されました。
 ほんとうに良かったと思います。ご家族のみなさんの喜びもひとしおのことと存じます。
 人質解放のために努力された内外のみなさんに、心から感謝します。

 しかし、別の日本人2名が拘束されたという情報が伝えられました。お2人の無事な救出を心から願っています。

 イラクの情勢は、日に日に悪化し深刻で危険な状況をむかえています。

 とくに、ファルージャでアメリカ人が殺害された事件への報復のため、米軍が大規模な報復・掃討軍事作戦をすすめ、イラクの一般住民を無差別に殺害したことが、事態を一気に深刻化しさせました。

 ファルージャでは、4月6日以降、600人以上が殺害されています。
 そのため、イラク全土で情勢を悪化させています。
 このような状況下で、米軍による住民への無差別の攻撃を許さない態度をとることが、国際社会に強くもとめられています。

 日本政府は、自衛隊が米軍占領への協力者として駐留をつづけていいのか、これを契機に根本から再検討すべきではないでしょうか。
 私たちは、自衛隊の即時撤兵を強く求めたいと思います。

厚生労働委員会が、終日紛糾しました

 今日の衆議院厚生労働委員会では、年金改悪法案の採決の前提となる公聴会の開催をめぐって紛糾しました。
 結局、与党側は当初目指していた22日の公聴会開催を見送りました。
 しかし、与野党の合意のないまま、委員長の職権で、20日に中央社会保険医療協議会(中医協)に関連する汚職事件についての集中審議、21日には法案の質疑を行い、22日に、法案についての参考人質疑をおこなうことを決めました。

 日本共産党の山口議員は、「一方的なやり方でなく全党が参加するなかで協議すべきだ」とのべ、強引な与党のごり押しを批判しました。

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