奮戦記
【04.02.17】総理と民主議員の会食は「驚くにあたらない」か!?
先日、「民主党の議員が小泉首相と会食って、ど〜ゆうこと?」と「奮戦記」に書いたら、さっそく60代の男性からメールが来ました。
――「何なに?民主党の議員が小泉首相と会食したと?驚くことないか、いつもやってるんじゃないのかなあ」って……。
確かに、そういう面はありますね。
じっさいに今日、小泉さんは「党派が違っても、食事してもいいんじゃないか。今まで与野党は常に(会食)してきた。自民党と(旧)社会党の時もそうじゃないか。与野党議員が食事しちゃいけないというのはちょっと解せない」と述べたそうです。
なるほど、そういうことがしばしばあったんですね。
昨日、日本共産党の市田忠義書記局長は、「こういう時期に政治的に対決する相手と仲良く食事できるという感覚は理解できない」と批判しながらも、こう述べたそうです。
――「(自民、民主両党は)憲法や消費税の問題で悪政を競い合っている。逆な見方をすれば自然なことかもしれない」。……
驚くに当たらず、ある意味では「自然なことかもしれない」のですね。
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吉井英勝議員が予算委員会で“北海道警察の報償費疑惑”を追及しました
今日も、衆議院予算委員会が開かれ一般質疑がおこなわれました。
一般質疑というのは、質問のテーマと関連のある大臣の出席を要求しておこなうものです。
日本共産党からは、吉井英勝議員が“北海道警察の報償費疑惑”を追及しました。
これは、北海道警旭川中央署の捜査用報償費の不正支出疑惑で、元道警釧路方面本部長の原田宏二氏が、今月10日、「旭川中央署長時代に不正経理で裏金を作っていた」と認めたことから、ふたたび注目されるようになったものです。
しかも、このようなことは、「全体として、退職するまで続いていた」と、道警の裏金作りが組織的に行われていたことを証言したのです。
不正支出された公金は署長の交際費やせんべつ、懇親会費などに使われ、一部は警察庁幹部の接待費や議会対策費にも充てられたそうです。
裏金は報償費だけでなく、国費の旅費や捜査費からもねん出され、会計課が領収書など必要書類を作り、本部がこれに応じた小切手を送ってきたというのです。驚きましたね〜!
しかも、国の監査に備え、会計の証拠書類に見合った架空の事件をデッチ上げて、そのメモ書きの作成に何ヶ月もかかったそうです。また、「予算に合わせて公金を使った事件を勝手に作る」こともあったといいます。
警察庁の吉村博人官房長は、すでに死亡した人の名前が報償費の受取人として領収書に使われたことについて「一般的に死亡した人の名義を使うのはおかしいと思う」と述べざるをえませんでした。
吉井議員は、第三者機関をつくって、この事件を徹底糾明するよう求めました。
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