奮戦記
【04.02.15】小泉さんは自衛隊員の家族の気持ちを知っているのか
昨日、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」も出港しました。これで、陸海空三自衛隊がイラクに派兵されることになりました。
しかし、その自衛隊員の家族は、「本当はだれもイラクなんかに行ってほしくないんですよ」と語っています。(今日の「しんぶん赤旗」より)
1月の下旬、日本共産党札幌中央地区委員会の事務所に「派兵は拒否できませんか」と電話をかけてきた隊員の母親がいたそうです。
たまたま電話をとった久保田忠地区委員長にこう語りました。――「イラク行きは息子が志願しました。その息子は『自分はイラク人を傷つけたり、殺したりできない。でも今やめるといえば、別の隊員が行くことになる。そう思うと自分が行って死んだほうがましだ』というんです」
その夜、同じ地区委員会に「夫が航空自衛隊に勤務している」という女性からもこんな電話があったそうです。
――「夫は“自衛隊に入ったのはイラクの戦争に参加するためではない”と派遣を拒否した。そのため秘密をもらすのではと監視されている。行き詰まったときに相談できる共産党の人を紹介してほしい。」……
久保田地区委員長は「二人の話は本当に胸に迫ってきた。その思いにこたえなければ」と言っています。
この久保田忠さんは、私と同じ小樽商大でいっしょに学び活動した仲間です。
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