奮戦記
【04.02.06】首相も外相も長官も、「内部文書」を前提に発言!
赤嶺さんが、暴露した防衛庁の「内部文書」について、政府は表向き「あるかないか確認できない」と言っていました。
しかし、このところ自民の舛添議員も、石破防衛庁長官も、川口外相も、小泉首相も、みんな赤嶺さんが暴露した「文書」が存在することを前提に話をするようになっています。
昨日は、自民党の舛添要一議員が「重要なことを決めるのに省庁間でファクスをやりとりするのは非常識だ」と、内部文書の存在を前提に質問しました。
これに対して、その前日の参議院予算委での八田議員の質問に、ファクスの送信記録が残っていることを認めた石破茂防衛庁長官は「防衛庁と外務省が距離的にも離れているのは言い訳にならないので、今回のことを教訓、反省にして管理を厳正にしたい」とのべました。
川口順子外相は、事前に文書をつくっていたことを反省もせず、「一般論として(職員が文書を部外に漏えいし)国家公務員法に違反すれば厳正に処分しなければならない」などと開き直る答弁をしました。
福田官房長官は、「今回のことは防衛庁と外務省が情報管理にあたらなければいけない問題だ」といいました。
また、小泉純一郎首相も「いままでの対応で反省すべき点もあった。情報管理をより緊張感を持って対応したい」とのべました。
これらの議論は、すべて赤嶺さんの暴露した「内部文書」が存在していたことを前提としたものです。
これは、もはや事前に「報告文書」をつくっていたことを、否定できなくなったことの証拠です。
来週の審議日程がほぼ固まりました
残念ながら、イラク派兵承認案件、補正予算案と関連法案が、参議院で来週の月曜日(9日)に処理されることがほぼ固まりました。
これを受けて、今日の午後4時から開かれた衆議院予算委員会の理事会で、本予算案に対する総括質疑の日程が次のように決まりました。
総理大臣をはじめ全閣僚が出席しておこなわれる総括質疑は、2月10日から3日間の予定でおこなわれます。
10日、12日の2日間で、各7時間半(NHKテレビ放映)で質疑がおこなわれ、各党一巡します。13日は、6時間コースで質疑がおこなわれる予定です。