奮戦記
【03.12.29】新井議員逮捕、政党助成金で買収など言語道断だ!
衆議院埼玉8区で初当選した自民党の新井正則議員は、今日、選挙違反事件で埼玉県警に逮捕されました。
12月28日までに、選挙対策本部長・砂川育雄被告をはじめ、新井陣営から、合わせて20人が公職選挙法違反の罪で起訴されています。
砂川被告は、調べに対し「新井議員の指示を受けて、買収目的で現金を渡した」と供述し、新井議員本人も現金を渡したことは認めているといいます。
衆院選後の議員本人の逮捕は、自民党の近藤浩被告(公選法違反罪で起訴、既に議員辞職)に続いて2人目となります。
いずれも所属は小泉総裁の派閥=森派です。小泉総理は、みずから新井氏のポスターにも登場したり応援に駆けつけるなど、親密ぶりを見せていました。その責任は、免れません。
新井議員は、28日付で安倍晋三幹事長あてに離党届を提出したそうです。
自民党は年明けの党紀委員会で受理するかどうかなど対応を協議するといいますが、いくら自民党が“トカゲの尻尾切り”をしても、次から次に逮捕者を出す金権腐敗体質は、あらたまりません。
しかも重大なのは、新井議員が「渡した現金は政党交付金」と説明していることです。
買収自体、重大な政治犯罪ですがが、それに国民の税金を使うなど論外です。
ほんとうに、あいた口がふさがりません!
この点を含め、自民党として全容を究明し、議員辞職を含め、国民の前に政治責任を明確にすべきです。
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