奮戦記
【03.12.14】テレビの「政党討論」でイラク派兵反対を主張しました
今日は、朝6時50分に宿舎を出発し、7時30分からのフジテレビ系の「報道2001」の政党討論に出演、その後NHKに移動し9時からの「日曜討論」に出席しました。
中心的な争点は、イラク派兵問題でした。私は、次のように発言しました。
憲法を踏みにじる自衛隊派兵を、憲法で合理化する小泉首相の“厚顔無恥”
――小泉内閣は最悪の選択をした。
イラクは、いまなお戦争状態にある「戦地」だ。
その「戦地」に重武装した軍隊=自衛隊を派兵するということには、ぜったい反対だ。
日本が、アメリカによる「無法な戦争」と「不法な軍事占領」に軍隊をもって加担するということになる。国際社会、イスラム世界にも敵対する立場に立つ。
これは、世界から孤立する道だ。
同時に、憲法を踏みにじり海外での武力行使に道を開くものになる。
小泉総理は、憲法前文の一部を都合良く引用した。
<NHKの「日曜討論」>
しかし、この憲法前文は、過去の侵略戦争の痛苦の反省から、国際ルールを無視した勝手な行動を強く戒め、恒久平和を誓ったものだ。
これは、「戦争をしない、軍隊をもたない」と明記した憲法9条と一体のものだ。
憲法を踏みにじっておきながら、正当化の理由に憲法をもちだすなど厚顔無恥もはなはだしい。――
「戦争に行くのではない」というが、行けばそこが「戦闘地域」になる
――イラクは「全土が戦場」だ。
テロの標的とされた国連も、赤十字も「復興支援の前提が崩れた」として、すでに撤退してしまった。
米英軍がおこなっている軍事作戦とは、たとえば「鉄のハンマー作戦」というのがある。
「ゲリラ掃討作戦」と称して、激しい空爆をおこないミサイルを打ち込んで、一般人の命をも奪っている。
こんな作戦をやっている武装した米軍を輸送するのは、参戦行為そのものだ。
無法・横暴な軍事占領支配こそが、イラク国民の怒りと憎しみをよびおこし、イラクの泥沼化を日に日に深刻にしている。
その占領支配の支援のために、自衛隊派兵を強行すれば、泥沼化をいよいよ深刻にし、日本も占領国の一員としてイラク国民の怒りと憎しみの対象とされる。
非戦闘地域に行くというが、行けばそこが「戦闘地域」になる。
愛知県の日本共産党東三河地区委員会と西三河地区委員会の党会議であいさつ
テレビ討論が終わってすぐ、東京駅から新幹線に乗り豊橋へ。
ちょうど、日本共産党の愛知県東三河地区委員会と西三河地区委員会が党大会に向けて地区党会議がおこなわれていました。
そこで、あいさつをさせていただきました。
<左は豊田市の大村よしのり市会議員>
選挙でご支援をいただいた御礼、国会の様子、イラク派兵反対の決意など、お話をさせていただきました。
大村よしのり市会議員との雑談――「豊田市の議会は40人のうち日本共産党は1人。衆議院は、480人のうち日本共産党は9人。ということは、日本共産党の議席占有率は、国会よりも豊田市議会の方が高い、ということになりますね」。
――あっそうか!へんなところで感心してしまいました。このままではいけませんね。
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