奮戦記
【03.11.29】税調のカンバンは“庶民増税委員会”とすべきだ!
来年度の税制改革に向けて、首相の諮問機関である政府税制調査会は「中間報告」をまとめました。また、自民党税制調査会では議論を開始しています。
政府税調の石弘光会長は、「減税項目はほとんどない」とのべています。
たしかに「中間報告」では、年金課税の強化、個人住民税の増税、住宅ローン減税の縮小など、庶民増税のオンパレードです。
公的年金等控除などの縮小による年金課税の強化も重大です。
中間報告では「低所得者に対する適切な配慮」をしたなどと言っています。とんでもありません。
低所得者のばあい、所得税増税がなくても、さまざまな控除の縮小に連動して、住民税も国保も介護保険料も上がるのです。
新たな負担増を押しつけて、何が「配慮」でしょうか。
しかも、個人住民税も増税、住宅ローン減税は縮小です。また、政府が来年の実施を決めている所得・住民税の配偶者特別控除の廃止や、消費税の中小企業特例の縮小もひかえています。
重大なのは、政府税調が消費税率を二ケタに引き上げる方向を明らかにしていることです。「中間報告」では、消費税率が二ケタになった場合を想定して軽減税率を採用するかどうかなど、具体的な検討を進めるとしているのです。
今日の「赤旗」の主張は「税制調査会の看板をはずして、“庶民増税推進委員会”とでも架け替えたらどうか」と、なかなか辛辣なことを言っています。まったく、その通りです。
瀬古由起子前衆院議員からメッセージが届きました
メルマガ「憲昭eたより」で、瀬古さんの近況を紹介したところ、本人から以下のようなメッセージが届きました。
私のことを紹介していただいてありがとうございました。いつも温かいご配慮は、身に沁みます。
ひまわりレポートもなんどか止めようと思いつつも、「止めないで」の声に支えられて腱鞘炎を起こしながらも「左手でも」とついつい書いてしまう毎日です。
国会は人数が少なくなって一層厳しい状況になっているかと思うと本当に悔しい限りですが、その国会を外からどう支えるか、どう参院選に勝ち抜くかと今までにない新しい挑戦が必要だと思っています。
幸いいつも支部や国民の中で行動することは、私にエネルギーとアイデアを与えてくれます。国会でテレビで1人で何人分もがんばっている佐々木憲昭議員の活動に励まされて、私も元気印でがんばります。
現在5キロダイエットに挑戦中です。すっきり魅力的な瀬古由起子でお会いできることを期待してください。(瀬古由起子)
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