奮戦記
【03.11.27】今日で、特別国会が閉幕しました
総選挙後、初めて開かれた第158特別国会は、今日、衆参両院の本会議で閉会中審査の手続きなどを行って閉幕しました。
この国会では、小泉純一郎首相が首相指名を受けて第2次小泉内閣が発足したほか、河野洋平衆院議長が選出されました。
しかし、野党が求めた小泉首相の所信表明演説と各党代表質問は、与党が拒否したため、結局実現しませんでした。
野党側が道路公団の藤井前総裁の参考人招致をもとめました
衆院予算委員会の理事会がひらかれ、野党側が求めていた藤井治芳前日本道路公団総裁の参考人招致について協議しました。
政治家のイニシアルが、あれだけ大きな問題になったことでもあり、閉会中にも予算委員会を開いて参考人として発言してもらうのは、当然ではないでしょうか。
ところが、与党側が年内の招致に否定的な立場を崩しませんでした。
そのため、協議は平行線に終わり、引き続き協議することになりました。
臨時国会を年内に開くべきだと、野党が要求
今日の午後には、野党3党が「臨時国会の年内召集を政府に求める要求書」を、3党の所属衆院議員全員の連名で河野洋平衆院議長に提出しました。
憲法53条には「いずれかの議院の総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は召集を決定しなければならない」と規定されています。この規定にもとづいて提出したものです。
特別国会では、自衛隊のイラク派遣問題や日本道路公団の総裁解任問題などの審議が不十分だったためです。
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