奮戦記
【03.11.16】458万票は比例代表なら37人分の重みです
今回の総選挙で、日本共産党の議席は、20議席から9議席となりました。しかし、得票(比例代表)は458万票、得票率は7・76%でした。
これは、2001年の参院比例選挙の433万票、得票率7・91%をほぼ維持する結果でした。
しかし、議席に結びつくという点では、やはり小選挙区制の弊害があらわれていると思います。
もしも、完全に比例代表選挙でおこなわれていたとしたら、日本共産党の議席は、今度の選挙で37議席になっていたからです。
小選挙区制の制約のために、4分の1しか議席が確保できなかったということです。そう考えると、9人のひとつひとつ議席がたいへん重い意味をもつことになりますね。
じっさい、東海ブロックでの日本共産党の得票は47万票です。
私の1議席は、そのすべての皆さんの貴重な1票1票で支えていただいているのです。ほんとうに、大事な議席です。
その意味でも、2人分3人分の働きをしなければならないと思います。
明日は、静岡県と愛知県で、ご支援いただいた後援会の皆さんにたいして挨拶まわりをおこなう予定です。
特別国会では、イラク問題で集中審議をおこなえ!
先週ひらかれた各派協議会で、日本共産党、民主党など野党側は首相の所信表明演説と代表質問を求めました。
そして、予算委員会を開いてイラク問題などを審議できる十分な会期を確保すべきだと主張しました。
しかし、自民・公明の与党側は、特別国会は審議をおこなわず、議長選出など院の構成と首相指名に限るべきだとして、会期を3日間とするよう固執しました。
このため、17日(月)に再協議することになりました。
なぜ、この重要な問題について質疑を避けようとするのでしょうか。
与党よ、逃げるな!――この声を大きくしていこうではありませんか。
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