奮戦記
【03.11.13】特別国会、イラク派兵問題で予算委開催の見通し
特別国会について、日本共産党など野党側はイラクへの自衛隊派兵などで質疑を要求していました。
これに対して、今日、与党は特別国会の会期を3日間程度で終えるという方針でしたが、会期を11月19日から8日間程度とする方針に転換したそうです。このなかで、衆参各1日ずつ予算委員会を開催する方向で再調整することにしたようです。
イラクの治安情勢がますます悪化し、与党が野党側の質疑要求を拒否し続ければ、国民の批判に火がつくと考えたからでしょう。今後、予算委員会での厳しい追及が必要です。
日本共産党の議席減で国会運営はたいへんです!
日本共産党が20議席から9議席に減少したことによって、国会運営上さまざまな問題が出ています。
まず、常任委員会は17あるのですが、日本共産党への配分は、5つ減って12なります。ですから、日本共産党がまったくいない委員会が5つもできてしまうのです。配分のある委員会も、すべて1人委員会になります。
そのうえ、1人の議員が特別委員会も含めて少なくとも2つの委員会を兼務することになります。ですから、委員会が同じ時間に行われると、どちらかに出席できなくなってしまいます。
それだけではありません。議員が11人減りましたから、当然、その秘書が33人も「あぶれる」ことになります。割り当てられる党の控え室も、2分の1に減らされます。
議員が減るということがどんなに大変な事態をまねくか、身にしみてわかります。今後の参議院選挙、さらに衆議院選挙で、何としても巻き返さなければなりません。
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