奮戦記
【03.10.23】民主党以外の野党は国会にいらないと言うのか?
民主党のマニフェストにかかげられた「比例代表80議席の削減」というのは、考えれば考えるほど、ひどいものですね。
もともと比例代表制は、細川内閣が選挙制度を小選挙区制に改悪したとき、それとだき合わせで入れたものです。
そのとき細川さんは、小選挙区制とは違って“比例代表制というのは、国民のさまざまな意見を国会に反映させる保障だ”と言ったのです。
つまり、国民の意見を正確に反映させる鏡となるのが比例代表です。この制度こそ、民主主義の保障なのです。
衆議院の比例代表は、最初200議席ありました。その後、不当に削られて180になってしまいました。
それを、ゆくゆくは全部削ってしまおう、その第一歩として半分にするということがたくらまれています。
重大なのは、それを野党第一党の民主党が提案し、解散前の国会でも、小泉さんを問いつめて、「賛成だ」といわせたのですから、とんでもないことです。
では、誰がこんなことをやろうと言いはじめたのでしょうか。
去年の10月に、財界団体の経済同友会が、政界「改造」の大計画を発表しました。
――“日本は政党の数が多すぎる”から、小さな政党が出てこれないように小選挙区一本にして(単純小選挙区制)、比例代表制をなくそう。二大政党がマニフェスト選挙で政権をあらそうようにしよう、こういう提案を発表したのです。
民主党は、これに飛びついたというわけです。
それにしても、「自分たち以外の野党は国会にはいらない」と、他の野党を国会から追い出す姿勢に転換したのですから、まさに民意と民主主義を切り捨てる暴挙です。
絶対に許すわけにいきません。
リハーサル2日目
今日も、政見放送のリハーサルをおこないました。だいぶ堅さもとれて、スムーズに進行するようになってきました。
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