奮戦記
【03.04.22】有事法廃案もとめ陸海空港湾20団体が座り込み
今日は、緊迫する有事法制審議の動きに対応して、陸・海・空・港湾労組20団体、宗教者などが有事法案の廃案を求めて国会前で座り込み行動をおこないました。
私は、日本共産党を代表して連帯のあいさつをおこないました。
この有事法案は、これまでの国会で2度も継続審議になったものです。これを今度は、一部「修正」して出してきたものです。しかし、その内容はほとんど変わりません。
自民党・公明党など政府・与党は、4月中にもこの法案を強行しようと画策してきました。しかし、多くの皆さんのたたかいによって、採決を強行するという事態は、いまのところ阻止されています。
質疑の状況は、先週の金曜日(4月18日)に、有事法制特別委員会がひらかれ、冒頭、官房長官から「国民保護法制」についての概要報告があり、与党(自民、公明、保守)のみの質問があっただけです。まだ、野党の質疑もやっていないのです。
野党の質問は、あさって4月24日(木)の本会議終了後、3時間コースでおこなわれる予定です(民主、自由、共産、社民)。
現在、決まっているのは、ここまでです。
今日、本会議終了後、理事会がひらかれました。
与党は、ここで「参考人質疑を早くやりたい。できれば5月6日にもやってほしい。それを24日にも議決してもらいたい」という提案をしたそうです。
また与党側は、対案を「自由党も出した。民主党も早く出せ」と言っています。しかし、民主党は「まだ出す段階にない」と言っているそうです。たいへん微妙な状況です。
今日、有事法制に反対したり慎重審議をもとめる地方議会の意見書は、600を大きく超えています。さらに広範なたたかいが必要です。
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