奮戦記
【03.01.15】「消費税の増税は小泉内閣でやれ!」だって?
まったく! 何を考えているのでしょうね。
企業献金の再開を決めたあの日本経団連の奥田会長が、昨日の記者会見で、消費税率の引き上げ問題について「景気が悪いからやれないとか、デフレ対策にならないとか、そういうことは考えていない」とのべたというのです。
つまり、どんなことがあっても消費税の増税をやるべきだというわけです。
そのうえで、実施時期は「早いほどいいが、この2、3年のうちに国民的討議を尽くしてスタートすべきだ」とのべました。
小泉首相が「任期中の引き上げはない」といっています。
これにたいして、奥田会長は「やりたくない気持ちは分かる」としながらも、「小泉内閣でやるのが一番いいと思う」とのべました。
ようするに「いまの内閣でやれ」とハッパをかけたというわけです。
とんでもない発言です。絶対に許すわけにいきません。
もともと消費税は、社会的にいちばん弱い立場にあるお年寄りや低所得者の方々にもっとも重くのしかかってくる悪税です。
経団連の奥田さんは、大企業の社会保険や税負担を減らすため、その分を庶民に押しつけようとしているのです。
その手段として庶民に消費税増税をせまっているのですから、絶対に認めるわけにはいきません。
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●財金部会で税制についての勉強会をひらきました
今日ひらかれた日本共産党国会議員団の財務金融部会で、来年度の「税制改革」についての勉強会をひらきました。
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●日本共産党の国会議員団会議がひらかれました
日本共産党の国会議員団会議がひらかれ、市田書記局長が常任幹部会を代表して報告しました。
5日後にひらかれる通常国会に向けて、常幹の基本方針を確認し決意を固めあいました。
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