奮戦記
【02.12.13】この臨時国会はいったい何だったのか
小泉内閣の行き詰まりと混迷が、国民の前にますます明らかになり、日本共産党の役割の光った国会ではなかったでしょうか。
この国会では、有事3法案、個人情報「保護」法案、人権「擁護」法案など、悪法の成立を阻止することができました。
3兆円負担増を国民に押しつけたり、不良債権処理を「加速」させることが国民にどんな過酷な事態をもたらすか、明らかになりました。
日本共産党は積極的な野党外交とも結んで、アメリカのイラク攻撃にたいし「日本政府は反対を言明せよ」とせまり、「イラク問題の平和的・政治的解決をはかるべきだ」と主張しました。
日朝問題では、正々堂々と解決の筋道を明らかにしながら、公明党の党略的な反共攻撃にたいして毅然と反撃しました。
来年は、選挙の年。――いよいよ旗幟鮮明にしている日本共産党の出番です。全力で頑張りたいと思います。
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■金融消費者保護推進議員連盟の第2回会合がおこなわれました
金融消費者保護推進議員連盟(臼井日出男会長・海江田万里事務局長)の第2回会合が開かれ、私も出席しました。
会長の挨拶のあと、金融被害者の訴えがあり参加した議員の発言がありました。金融庁からも参加を求め、説明を受けました。
緊急に必要なのは、銀行から一方的な競売をかけられている被害者をどう救うかということです。
また、銀行の責任を追及するさい、その立証責任を資料を持っていない被害者に負わせるという裁判のあり方や法の不備にも批判が集まりました。
■国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)国会議員連盟の総会に出席しました
<閉会中審査議決等のため多くの委員会が開かれました>
<代議士会の様子(日本共産党の女性衆議院議員)>
■静岡県焼津市の演説会でお話をしました
夜7時から9時まで、焼津市文化センターで開かれた「日本共産党演説会」でお話をしました。
焼津では、来年1月26日告示、2月2日投票で、市議会議員選挙がおこなわれます。立候補するのは、現職の岡田よしのり市議会議員、片野のぶお市議会議員、深田ゆり子市議会議員の3人です。
私は、臨時国会を振り返るとともに、この1年間のムネオハウス追及の体験から、政官業癒着を断ち切ることの大切さ、小泉経済政策の行き詰まりと転換の方向、日本共産党の役割などについて、話をさせていただきました。
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